アプリをレベルUP!プッシュ通知の承認率を上昇させるテクニック

こんにちは、pLuckyの隅田です!

以前、こちらでアプリ内のプッシュ通知許可ダイアログを表示させるタイミングについて記事を書きました。
どのくらいのユーザーにプッシュ通知を許可してもらっていますか?

ちなみにApp Bank Felloさんの調査では、プッシュ通知を許可しているユーザーの方が継続率が高い(約2〜6倍)結果が出ています。
つまりまずは、プッシュ通知の許可をしてもらうことが大事なポイントになってきます。

今回は、その他にも参考になる国内外のアプリをいくつか紹介したいと思います!

1. iQON

ファッションコーディネートアプリiQONでは、まずアプリの使い方を紹介した後に、プッシュ通知を受け取ることでセール状況や在庫状況を受け取れることをユーザーに教えてあげます。
そして、ユーザーがプッシュ通知を許可することで得るメリットを理解したタイミングでダイアログを表示。

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2. Yahoo!天気

最新の気象状況をチェックできるYahoo!天気アプリでも同様です。
ユーザーはプッシュ通知で何が送られてくるのか、ということが理解できるため許可しやすくなります。
特に、気象情報のような緊急性の高い情報はプッシュ通知との相性がいいです。

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3. ママリQ

こちらもiQONと同様、アプリのチュートリアルを読んでもらった後にプッシュ通知をONにしてもらうようなメッセージを表示させます。

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*ちなみにこちらの記事はママリQを成長させたプッシュ通知の事例です。プッシュ通知を配信する上で大事な「ユーザーの適切なセグメント」という点がよく分かる良記事!

4. Crossfader

誰でも簡単にDJプレイやマッシュアップが楽しめるCrossfaderでは、
「アプリの特徴を紹介」→「サインイン」→「プッシュ通知の訴求」
といった流れでプッシュ通知の許諾率を10%程度UPさせています。

たしかにアプリ起動直後にプッシュ通知のダイアログを表示させるよりは、アプリに興味を持ってサインインまでしてくれたユーザーにのみ表示する方が許諾率は上がるでしょう。

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5. 瞬間英単語

最後は英単語を1問1秒で解答してTOEIC600点を目指すアプリ瞬間英単語。
明確に!というわけではないですが、ユーザーにはどのタイミングでプッシュ通知が送られてくるのかがイメージしやすくなります。

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まとめ

いかがでしたか?今回紹介したアプリは、
「まずは初回起動時にアプリのチュートリアルを見せる」→「プッシュ通知のメリットを訴える」
という流れで許諾率をUPさせている例です。

個人的な見解として、

  1. どんなメッセージが送られてくるのか
  2. どのタイミングで送られてくるのか
  3. 通知を受け取ることのメリットは何なのか

この3つをしっかりユーザーに把握してもらうことができれば、プッシュ通知の許諾率はUPさせることができると思います。
逆に言えば、ユーザーにとって何のメリットにもならないプッシュ通知は送るべきではないし、その間の起動率は一時的に上昇するかもしれませんが、アプリの成長にとって一番大切な継続率は上昇しないのだと思います。


手前味噌で恐縮ですが、LogPushではiOSでのプッシュ通知の許可タイミングをアプリ内で調整することが可能です!
是非チェックしてみてください!

ChromeのWebプッシュ通知を実際に試してみた!

こんにちは!pLucky隅田です!

今年の春、Google Chromeの新APIによりWebからもプッシュ通知が送れるようになった(モバイルはAndroid版Chrome)話はこのブログでも書きましたが、
今回はデモサイトを用いて実際どのように送られるのか試してみました!

Android版Chrome

1. スマホから「Simple Push Demo」サイトにアクセス

GooglePlayストアから「Chrome Beta」をインストールしたら、https://simple-push-demo.appspot.com/にスマホからアクセスしてください。

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2. 「Enable Push Notifications」を有効にする

「Enable Push Notification」をタップして有効にします。
すると、サイトから「通知を許可しますか?」といった表示が出るので「許可」をタップしてください。

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3. 「SEND A PUSH TO GCM VIA XHR」をタップしてプッシュ通知を送る

プッシュ通知を許可すると、以下のような画面になるので「SEND A PUSH TO GCM VIA XHR」というボタンをタップしてプッシュ通知を送りましょう。

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4. プッシュ通知が送られた!

すると、モバイルにアプリから送られるようなプッシュ通知が送られてきました!

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今回はデモ用なので、サイトのボタンをタップすることでプッシュ通知が送られてきましたが、実際にはサイトの運営者側で設定するため、サイトを閉じていても送ることができます。

PC版Chrome

次に、MacのChromeでWebからプッシュ通知を送ってみます。
基本的にはモバイルと同様の手順で進めていってください。

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同様に「Enable Push Notifications」を有効にして、「SEND A PUSH TO GCM VIA XHR」ボタンをクリックしてください。
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すると画面右上にプッシュ通知が表示されました!

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通知をクリックして開くとリンクされたサイトに飛びました!

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まとめ

Webプッシュは今回のデモのように送られてくるわけですが、やはりメルマガとは全く性質が違うものだと感じました。
今後こういったWebからのプッシュ通知は普及してくるでしょうが、アプリからのプッシュ通知同様、使い方次第でユーザーエンゲージメントを向上させる便利なものにも、ウザいものにもなるので、ただ送っておけばいいという考え方は非常に危険です。
「プッシュ通知」と「ユーザー分析」は常にセットとして考えるようにしましょう!

Growth BlogのTwitterアカウントも解説したので、是非フォローお願いします!


ブラウザ版FacebookでChromeからのWebプッシュ通知をオン・オフにする方法

今年の4月にGoogleがChrome経由のWebプッシュを発表してから、何かとWebからのプッシュ通知が話題になることが多くなってきました。

Webプッシュって何?という方はこちらをどうぞ。

また9月にはFacebookもモバイルでChrome経由のWebプッシュを打つようになりました。

確かにWebプッシュが普及していくことでできることの幅は広がって便利なのですが、勿論「WebからもFacebookのプッシュ通知が来てウザい!」という人はいます。

ということで今回は、Facebookから送られてくるChrome通知のオン・オフの設定方法を紹介したいと思います。

PC版Chrome通知のオン・オフ設定方法

まずはPCブラウザでのChrome通知のオン・オフ設定ですが、ブラウザからFacebookにアクセスしたら
「▼」>「設定」
と進んでください。

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設定画面に飛んだら、
「お知らせ」>「コンピュータとモバイル」
と進みます。

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そして最後に「デスクトップ」の「Chrome」横にあるボタンで通知のオン・オフを切り替えて完了です!

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モバイル版(Android)Chrome通知のオン・オフ設定方法

次にモバイルブラウザでの設定方法です。

まずはモバイルのブラウザからFacebookにアクセスして、
「設定」>「アカウント設定」
と進んでください。

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次に、PC版と同様に、
「お知らせ」>「モバイル」
と進みます。

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最後にプッシュ通知のオン・オフを切り替えて完了です!

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そのその他のChromeプッシュ設定方法

ちなみに、Chromeからのプッシュ通知はPC・モバイル共にChromeの設定画面からでも変更できます。
PC版の画面では、

  • すべてのサイトに対して通知の表示を許可する
  • サイトが通知を表示しようとしたときに確認する
  • すべてのサイトに対して通知の表示を許可しない

という項目から選択できるようになっており、例外として個別にプッシュ通知を送ってほしいサイトのURLだけ設定することも可能です。

モバイル版では、すべての通知のオン・オフの切り替えと、個別設定が可能になっています。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

PC、モバイル毎に上手にプッシュ通知を設定して、効果的にWebプッシュを活用しましょう!

セグメントは当たり前!今後のアプリビジネス成功のキーはパーソナリゼーションへ

こんにちは、pLucky隅田です。

先日、DeNAとGoodpatchが共同で運営するUI Crunchから生まれたイベント「UI Chrunch Under25」にてDeNA南場智子氏が登壇した際の記事が、非常に興味深い内容だったので紹介しようと思います!

こちらの記事は、今後いかにUI/UXにフォーカスしなければいけないか!という話なのですが、そのための一つの施策として、「プッシュ通知」は重要なポイントになってくると思ったので記事を書きました!

上の記事で南場氏が語ったポイントは、大体以下の部分です。

  • Permission型からPermissionless型へ
  • Strategy drivenからUI/UX drivenへ
  • セグメント最適化から個別最適化へ

詳しい情報は、上のリンク記事からご覧ください。

UXを高めるプッシュ通知の可能性

上の記事で、南場氏が言われていた、
「セグメント最適化からパーソナリゼーションへ」
という部分は重要です。

ここで、「プッシュ通知」にフォーカスして考えてみようと思います。
アプリを起動させることなくデバイス上に情報を通知できる数少ないツールの一つがプッシュ通知です。プッシュ通知をうまく使うことで、アプリの継続率を向上させることができます。
つまりUXを向上させるために、プッシュ通知は間違いなく大事な施策の一つとして挙げることができるでしょう。

まずはなぜプッシュ通知を送るのかというところから考えてみます。

  • なぜプッシュ通知を送るのか

この理由としては、

「サービスのRetention(継続率・再訪率)を向上させるため。」

ここが一番重要なポイントではないでしょうか。

では、そのために何をすればよいのか?
以前からこのGrowth Blog内でも書いていますが、アプリグロース成功の一つの鍵は

「ユーザーに寄り添ったプッシュ通知」

です。ユーザーにとってプッシュ通知は、欲しい情報が欲しいときに手に入る、非常に便利なものであるべきなのです。
ユーザー一人一人にとって最適化されたプッシュ通知を送ることができれば、サービスの幅は広がり、ユーザー体験の最大化にも繋がってきます。

ユーザーに寄り添ったプッシュ通知を送るためにはまず、

  • ユーザーにとって有益な情報を送ること
  • ユーザーの生活に沿った最適なタイミングで送ること

という部分が大事で、そのために、

  • ユーザーを最適なセグメントに分けること

をしっかり行いましょう。
ここが「サービスのRetentionを向上させる」ポイントになります。
まさに南場氏が言われたように、ユーザー毎に最適化されたプッシュ通知を送ることができればUXの向上を期待することができます。

  • 2016年は「プッシュ通知機能」の転換期になる

上の記事は、米ニューヨークタイムズ社のPush notifications team(プッシュ通知チーム)について紹介されたものなのですが、このチームのプロダクトディレクター、アンドリュー・フェルプス氏は、
「2016年はプッシュ通知機能の転換期になる」
と語っています。

さらに、今までのニュース配信は「丘の上に立って、人が居そうな方向にメッセージを叫んでいるようなものだった」と表現しており、プッシュ通知のパーソナリゼーションという領域には大きな価値があり今後画期的な機能になっていくだろうとも言っています。

  • プッシュ通知の需要は高まっている

さらに以下の記事ではプッシュ通知のニーズが高まっていること、プッシュ通知がユーザーに大きな影響を与えていることがよく分かります。
特にニュースアプリなどのメディア系はプッシュ通知との相性が良いです。

この記事内で興味深いのは、以下の部分です。

「しかしパーソナライズをかけ過ぎるとフィルターバブル問題が起こるし、好きなニュースばかりを読んでしまって、表示される記事がエンタメ一色になってしまうといったこともあります。パーソナライズしすぎずにYahoo!ニュースとして届けていきたいものをどう差し込むかは日々考えていますね。」

これは特にニュースアプリの場合顕著に現れる部分だとは思いますが、「読まれなくても届けるべき情報はある」と語られています。

どこまでの情報をどこまでパーソナライズするか、というようなことは一概には言えなくて、そのサービス、アプリそれぞれの特性やユーザーの属性に合わせて常に考えていかなければならない部分だと思います。

まとめ

このように、サービスを成長させる鍵はUXであるという考え方は段々と普及してきています。そしてそのための重要な施策の一つにプッシュ通知は挙げられるでしょう。
ただし、必ずしも全てのサービスがプッシュ通知と相性が良いわけではないし、プッシュ通知を送ることのリスクもあります。
プッシュ通知の悪い面、失敗例も知っておくことは必要です。

今回紹介した最初の記事内で、DeNA南場氏は
「いろいろ理屈っぽい話をしたんですけど、私個人としてはやっぱりユーザーにどれほど喜んでもらえるのか、そして喜んでもらった瞬間が一番うれしいんです。だから、Delightしてもらった瞬間が一番、Delightできる。そのように感じています。」
と言われています。ここから出てきたものが、UXにフォーカスするということなのだと思います。
プッシュ通知も上手に使えば、このUXを向上させるツールになるはずです!

どこまでパーソナライズするかというところは一概には言えませんが、勿論セグメントはしっかり最適化するべきところです!

また以下は宣伝になりますが、

我々pLuckyが提供していますプッシュ通知配信サービス「LogPush」では、プッシュ通知のABテストやセグメント配信、定期配信といった機能を無料でご利用頂けます!

是非よろしくお願いします!

mBaaS入門。mBaaSを導入する際のメリット・デメリット

こんにちは、pLuckyでインターンをしている隅田です。

突然ですが、皆さんBaaSまたはmBaaSというワードをご存知でしょうか?
ここ数年話題になっているBaaSとは Backend as a Service の略で、アプリケーションを開発する際に必要となる、サーバサイドの様々な機能をネットを通じて提供するクラウドサービスのことです。

mBaaSとは

さらにその中でもモバイルに特化したものをmBaaS(mobile Backend as a Service)と呼びます。
提供される機能はサービスによって様々ですが、主に提供されているのは、データベース、ユーザの登録情報、プッシュ通知、課金、ソーシャルメディアとの連携などが多いです。
アプリ開発者は、初めから実装されているこれらの機能をAPIで呼び出すことで、自らのアプリケーションの機能として利用することができます。

mBaaSのサービスのなかでも特に有名なものが、米国のFacebook社に買収されたParseです。その他にもFirebase、Microsoft Azure、Kii Cloud、 Nifty Cloud mobile backendなど多くのサービスが存在します。

以下のリンクでは、それぞれのmBaaSについて特徴などまとめられているので参考にしてみてください。

次に、mBaaSを導入するメリット・デメリットをあげていこうと思います。

mBaaSを導入するメリット

  • アプリ開発が高速化される

MBaaSにはiOS、Android、JavaScriptなどのモバイルアプリの環境で開発する際に、そのまま使えるようなSDKが用意されています。
つまり、ユーザ管理、データ管理、プッシュ通知などのひと通りの機能が、SDKのAPIを経由して利用することができるので、簡単でスピーディにアプリを開発することができるのです。

また、最初のリリースまでの手間や時間を最短にできるだけでなく、その後の運用サイクルも高速で回せるようになります。

  • 開発コストが削減される

そもそも様々な機能を一から構築して実装するという手間が省けるため、人件費などの開発コストを削減することができます。

  • アプリの開発だけ(UIやUX)にリソースを集中させることができる

サーバサイドの実装はあらかじめmBaaSがやってくれるので、UIやUXなどのクライアントサイドに集中することができます。
またアプリの仕様変更に伴うデータ構造の変更も、自由に行うことができます。

mBaaSを導入するデメリット

  • 機能が不十分な場合もある

ほとんどの機能は最初から揃っているとはいっても、ある特定のこんな機能が欲しいけど備わっていない、というケースもよくあります。

  • 速度が遅い場合もある

例えばmBaaSの代表的な存在であるParseのデータセンターはアメリカ西海岸にしかないため、遅延することもよくあるそうです。

  • サーバの中身を見ることができない

多くのmBaaSのサービスでは、サーバに直接ログインして作業するといったことができません。
また、既存のアクセス解析ではとれるデータの項目が決まっているため、特定の機能に関するアクセス解析を行うといったことは難しいようです。

まとめ

このようにmBaaSにもサービスごとに様々なメリット・デメリットがあるため、

  • アプリの特性
  • アプリの規模
  • API・SDKの種類
  • コストのシュミレーション

などの要因を踏まえたうえで選定するようにしましょう。

このように、プッシュ通知関連のサービスはmBaaS、解析系のSDKなど色々なものがありますが、
LogPushでは500万端末までABテスト、セグメント機能、定期配信などの機能を無料でご利用頂けます。
また、随時APIの方もリリースしているので是非興味のある方は検討して頂ければ幸いです。

参考

mBaaSのメリットの部分について特に詳しく書かれており、参考にさせて頂きました!

こちらは実際にmBaaSを使っている方、提供されている方たちのディスカッションで、mBaaSの現状がよく分かります。

国内でmBaaSを提供しているニフティクラウドさんのブログ記事です。mBaaSのメリット・デメリットに加えデメリットに関しての解決案も紹介されていて参考になりました!