プッシュ通知とは?プッシュを打つべき理由をまとめてみました

こんにちは。pLuckyインターン生の隅田です。

「プッシュ通知」というワードは、スマートフォンでアプリを利用する方ならご存知ではないでしょうか。アプリ運営者にとっては非常に有用なマーケティングツールの一つである「プッシュ通知」について、自分の知識を深めるためにもまとめたので紹介したいと思います。

プッシュ通知とは?

そもそもプッシュ通知とは何でしょう?簡単に説明すると「アプリがユーザーに向けて発信するお知らせ」を、iPhoneやAndroidのデバイス画面上に表示させる機能のことです。
LINEの「新着メッセージがあります」、ニュースアプリの「午後のニュースが届きました」などの通知を受け取ったことがあるのではないでしょうか。そう、アレです。

せっかく大々的にリリースしたアプリも、すぐに使われなくなってしまっては意味がありません。アプリ運用側としては、ユーザーに忘れられないようにする必要があります。
そんな状況を打開してくれるのが、プッシュ通知です。

ある調査によると、プッシュ通知を受け取ったユーザーによるアプリの起動回数、継続率、再起率が高くなるといった結果が出ています。プッシュ通知をうまく活用することで、継続率が上昇したという事例も多く存在します。
さらに他の事例として、今まで送っていたプッシュ通知を急に止めたことで急激にDAUと継続率が下がってしまったという事例もあります。
つまりプッシュ通知にはそれだけの効果があるのです。これを使わない手はありません。

プッシュ通知の特徴・メリット

ユーザーがアプリを起動していなくとも通知を送ることができる。これがプッシュ通知最大の特徴ではないでしょうか。アプリを閉じている状態でユーザーに情報を送れるツールはプッシュ通知のみであり、アプリにとっては欠かせない機能の一つで、重要なマーケティングツールなのです。

アプリを起動していなくとも通知を送ることができるということは、メリットとして、

  • ユーザーがアクションを起こす確率が上昇する

という点があります。プッシュ通知は開封すると直接アプリを起動します。そのためアプリ内でのアクションにつながりやすいのです。さらに、アプリを利用しているユーザーにのみ配信されるので、一般的にメルマガに比べ開封率が非常に高いのです(プッシュ通知:40%程度、メルマガ10%程度)。

また、これに加えてプッシュ通知には、

  • リアルタイムで情報を送ることができる

という強みもあります。ユーザーの立場になって考えてみてください。アプリを起動していなくとも、自分が気になっているアプリ内の新着情報、イベント情報などが確認できることは非常に便利ではないでしょうか。
特に、ニュースアプリの新着ニュースやゲームアプリの期間限定イベントなど、リアルタイムでアプリと連動させて通知を送りたい際に向いています。

ユーザーの中で、

「プッシュ通知を受け取る」 → 「通知を開きアプリ起動」

というサイクルが定着すれば、継続率が上がる可能性もグンと伸びます。

さらにプッシュ通知には、

  • 離脱ユーザーの再起を促す

といったメリットも存在します。
アプリを一度はインストールしてみたものの、その後全く使わなくなったというアプリユーザーの方は多いと思います。
僕のiPhoneの中にも過去に忘れ去られたアプリがいくつも…。
そういったユーザー向けにプッシュ通知を送ることで、アプリへの再起を促せてアクティブユーザーに移らせることにもつながります。

このように、プッシュ通知には多くのメリットが存在します。ただし、闇雲に数打てばいいということではありません。次回の記事では、アプリの活用術をUPさせる効果的なプッシュ通知に関して紹介したいと思います。

Growth Blog

こんにちは、10月から株式会社pLuckyにてインターンとして勉強させていただくことになりました隅田 和樹です。

1993年広島県呉市生まれ、オフィスでは敬語なので口の悪い広島弁は出ていない(はず)です。
地方の国立大学に通う大学4年生ですが、現在は休学してpLuckyにて主にマーケティング部門の修行をさせていただいてます!

この「Growth Blog」では、グロースハックを軸にサービス改善のノウハウを紹介していきたいと思います。
国内でもバズワードになったグロースハック。
ただ、そのワードのみが先行してしまいあちらこちらで曖昧な理解のまま利用されていることも多いです。
とはいえ、自分もまだまだ若造で知識は薄っぺらい。自分の勉強のために大量に吸収した情報を、こちらでアウトプットしていくつもりです!

また、同時にインターン生としての経験を通じて学んだことや感想、興味のある事柄などをまとめたものを発信していければと思います。

それでは、どうぞよろしくお願いします!

p.s.
以前は毎夜金縛りにかかりまくっていた僕ですが、
上京してから一度もかかっていない!
いやー東京いいところ。笑

開封率が全然変わる!DAUをあげるためのプッシュ通知4原則

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 PUSH通知はアプリの継続率を上昇させる有効なツールですが、適当に送りつければいいという訳ではありません。メールマーケティングでも同様ですが、大量に送ればいいという乱暴な姿勢ではユーザの不快感を煽ってしまいユーザがサービス自体から離れていってしまうという事態を招きます。

 ユーザに好まれるPUSH通知、ユーザの行動を促すPUSH通知にするにはどうすればいいのか?PUSH通知を設計する上で考えるべき4つの重要な原則をご紹介します。ご自身のアプリで送っているPUSH通知に照らし合わせてご確認頂ければ幸いです。

1.ユーザがPUSH通知を受け取る理由を意識する

 そのPUSH通知を受け取ることでユーザがどういう利益を得られるのか?その質問に一言で答えられない時は、PUSH通知を設計しなおしましょう。ただの声掛けは他のPUSH通知に比べると開封率が低く、ユーザから見ると無駄なPUSH通知であると認識される可能性が高いです。

2.PUSH通知を送る対象となるユーザを分類する

 同じアプリを利用しているからといって、全てのユーザが同じ状況にある訳ではありません。例えば登録後何日目なのか、最後に起動してから何日経っているのか。それだけでもユーザに対するメッセージは大きく異なります。ユーザを分類することでPUSH通知を最適化しましょう。

3.ユーザにPUSH通知を送るタイミングに注意する

 スマートフォンはPCと違いユーザが常に身に付けているものです。だからこそPUSH通知は非常に有効なのですが、無駄なPUSH通知はメールマガジン等よりもより不快感を煽ることになります。深夜帯は避け、通知の内容に合わせて見て欲しいタイミングで送信することにしましょう。

4.開封率を確認して数値を元に改善する

 どのような施策でも同じですが、ただ実施するだけでは効果はあがりません。重要なのは効果を確認し、それに対応すること。PUSH通知の場合重要なのは送った数とその後で実際にPUSH経由で起動された数の確認です。DAUや継続率などと併せて改善を進めましょう。

まとめ

 原則に気をつけて、ユーザにとって価値のあるPUSH通知を送りましょう。きっとサービスにとっても価値がある施策になるはずです!

登録直後の空白を埋めろ!超有名なグロースハック10選 – Part2

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 グロースハッカーとはビジネスの規模拡大のために他の人にはできないありとあらゆる手段を講じる人のこと。先人がどのような手段を講じてきたのか、簡単に見ていきましょう。今回はコンテンツ制作プラットフォーム会社Visuallyを立ち上げたアダム・ブレックラーさんによるグロースハック事例のまとめを参考に紹介しています。Part1はこちら

6. Twitterの登録時フォロー

 話題になり始め多くの人が登録しつつあった頃、Twitterの課題はユーザの継続率を向上することでした。普通であればメールを送ることで呼び戻したり、リターゲティング広告を検討するところですが、Twitterは登録直後のユーザ行動に着目しました。何人かをフォローしているかどうかがその後の継続率に影響していることを発見したTwitterは、新規ユーザが登録した直後に、何人かユーザを紹介し手動でフォローさせる仕組みを導入したのです。これにより継続率は大幅に上昇しました。Twitterのようにユーザが何もしない状態ではサービスの価値を感じづらいサービスでは、如何にユーザをその状態へ連れて行くかが重要になります。

7. Instagramの他サービスへの投稿

 自サービス内のネットワークのみに閉じることなく、FacebookやTwitterなどへの投稿を非常に容易にすることで、Instagramは多くのユーザを獲得することに成功しました。また、今でこそ共有されたInstagramのリンクからはコメントやフォローなど様々なアクションが可能ですが、連携開始当時はInstagramのリンクから見ることができるのは投稿されたInstagramの美麗な写真とアプリのダウンロードリンクのみという非常にシンプルなものだったのも、急激にInstagramのユーザ数が拡大した理由の一つと言えるでしょう。

8. Pinterestの登録時自動フォロー

 Twitter同様にPinterestではユーザが何もしなければ表示されるコンテンツがありませんでした。新規ユーザに好みのジャンルを選ばせ、クオリティの高いユーザを自動でフォローさせることで登録直後からPinterestの価値を疑似体験させる仕組みを導入することで、Pinterestは新規ユーザの継続率を大きく押し上げています。またFacebookのソーシャルグラフを活用し、友人を一括でフォローできるようにしているのも新規ユーザをサービスに惹きつけるのに一役買っていると言えるでしょう。

9. Youtubeの著作権法に関する柔軟な態度

 他の動画共有サイトが著作権法(デジタルミレニアム著作権法)に基づき多くの動画を厳格に削除していた頃、Youtubeはかなり管理を緩くしており、多くの動画アップロードに対して寛容でした。他の競合サイトで人気のあるテレビ番組などをアップロードしていたユーザはやがてYoutubeへと移行し、その動画を視聴するユーザもYoutubeへと集約されていきました。グロースハックという言葉からすぐに想像できるものではありませんし、その手法が正しかったと言えるかどうかは分かりませんが、サービス成長のために法的リスクを冒すという判断が現在におけるYoutubeの盛況に繋がっているというのは覚えておいていいことではないでしょうか。

10. Mint.comのコンテンツ戦略

 個人向け資産管理サービスのMint.comはコンテンツマーケティングにより成長を実現したサービスの例と言えるでしょう。尤も2007年当時はコンテンツマーケティングなどという概念は存在しておらず、サービス外の継続的な発信を重視することでユーザを獲得するというのは非常に珍しいことでした。具体的には資産管理関係のブログやインフォグラフィックを多く生み出すことでRedditなどの有名サービスで話題となり、結果としてMint.comは2年間で150万会員を獲得することに成功しています。サービスの成長のためにあらゆる手段を考えるのがグロースハッカーの仕事であり、既存の枠組みに囚われないことの重要性を教えてくれる一例と言えるでしょう。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?Growth Blogでは今後もグロースハックの事例やタネをご紹介していきますので、どうぞご期待ください!

イーロン・マスクも発案!超有名なグロースハック10選 – Part1

https://www.flickr.com/photos/jurvetson/
https://www.flickr.com/photos/jurvetson/

 グロースハッカーはサービス成長のためにあらゆることを行っていきます。グロースハックというと「無料でユーザを獲得するテクニック」や「ABテストによるコンバージョンの向上」と思われがちですが、重要なのはとにかくサービスを成長させること。今回はコンテンツ制作プラットフォーム会社Visuallyを立ち上げたアダム・ブレックラーさんによるグロースハック事例のまとめを参考に見ていきます。今ではほぼ常識のように思われるものばかりですが、どれもとても有効です。

1. Paypalの招待促進インセンティブ

 これはかの有名なイーロン・マスクがPaypal時代に考案したグロースハックです。招待された人と、招待した人にそれぞれ$10を報酬として支払うことでユーザ数を圧倒的に伸ばしました。既存会員は$10を得るために積極的に知り合いを招待しますし、招待された人も$10を得ることができるため悪い気はしません。非常にシンプルですが強力なグロースハックです。Paypalは当初は大銀行などとの業務提携などによってユーザ数を伸ばしていく予定でしたが、当時はメールを介して送金するという概念が新しすぎて理解されず断念したという経緯があります。Paypalは他にもオークションサイトを自動でクロールし、「Paypalで支払いを受け入れるなら買い取る」と伝えるプログラムを作ったりもしています。

2. Hotmailの自動挿入広告

 立ち上げから18ヶ月で1200万ユーザを獲得したHotmailの広告費は$50,000でした。同時期に$20,000,000を広告費にかけたJunoに比べると圧倒的な成果です。Hotmailは送信メールに「このメールはHotmailから送られています」「無料でHotmailを使いませんか」というようなメッセージと、登録リンクを自動的にメールに挿入するというグロースハックを通じてここまでの成長を達成しています。単純ですが、既存ユーザがそのサービスから利益を得ている状況(無料でメールを送れているということ)をわかりやすく新規ユーザ候補(メールの受信者、つまり何らかのメールを利用しているひと)に伝える仕組みを自動化したということがこのグロースハックの素晴らしい点でしょう。

3. Airbnbの他サービスを利用した露出

 サービス開始当初はAirbnb自体が有名ではないため、部屋を貸したいという人がAirbnbに登録しても部屋を借りたいという人とマッチングさせるのが非常に困難でした。そこでAirbnbは既に多くのユーザを抱えるCraigslistという地元密着型の売買情報交換掲示板にAirbnbで登録した部屋を簡単に投稿できるような仕組みを作り上げました。AirbnbはCraigslistと提携ができていた訳ではないのでAPIなどを利用することはできなかったものの、Craigslistの技術的な仕組みをよく研究することで「無理矢理」投稿可能にしています。サービス成長を念頭においた機能開発が上手く働いた例で、既存のマーケター視点では発案しにくいグロースハックと言えるかもしれません。

4. Mailboxのウェイティングリスト

 サービスリリース前に6週間で100万ユーザを獲得したのがMailboxです。非常に分かりやすいサービス紹介動画と美しいUI、ベータテスターによるとても魅力的なレビュー、そして何よりもアプリの事前予約システムがユーザ獲得の上で強力でした。Mailboxは実際にアプリがリリースされる前にユーザへ整理番号を配布し、整理番号が早い順から徐々にアプリを利用可能にしていきました。擬似的な大行列を作ったと考えることが出来るでしょう。この時点でユーザは他にも大勢のユーザがMailboxを待っているということを実感し、期待度が高まります。しかしそれだけではなく、Mailboxについてツイート等することで前のユーザに割り込むことができるという仕組みもありました。これにより多くのユーザがMailboxについてソーシャル上で拡散し、Mailboxはリリース前に大量のユーザを得ることに成功したのです。

5. Dropboxの招待促進インセンティブ

 Paypalと同様の仕組みをつくることで、Dropboxはたった2年で100,000ユーザから4,000,000ユーザに成長しました。既存ユーザは新規ユーザを招待することで無料の容量を得ることができ、新規ユーザも招待リンクから登録することで無料の容量を得られるというものです。既存ユーザは既にDropboxの価値を知っているため積極的に拡散しようとしますし、新規ユーザも通常のリンクに比べるとお得感があるので登録へのハードルが下がります。このような招待を促進するインセンティブでは、招待する側だけでなく招待される側にもメリットがあるというのが非常に重要であると言えるでしょう。

まとめ

 ABテストでコンバージョンレートを上げるだけじゃない、サービス成長のために行われてきた「あらゆること」。いかがでしたでしょうか。Part2もお楽しみください!