改めてグロースハッカーについてまとめてみました

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言葉が生まれた経緯

 もともとグロースハッカーという言葉が生み出されたのは成長を目前にしたスタートアップでの採用における問題を解決するためでした。市場において正しく価値を生み出せる製品とそれを活かした収益化の仕組みが完成した時、スタートアップに必要なのは圧倒的な成長です。つまり課題は如何にしてビジネスの規模を拡大し続ける効率的な方法を発見するのか、ということになります。そして、その課題解決を担う人材をいかにして募集するのか?という時に生まれたのがグロースハッカーという言葉なのです。

 従来のマーケターという言葉で想定される役割はマーケティング戦略を打ち立てたり、マーケティングチームを組織し、代理店などとやりとりを行ったりすることです。前述の「ビジネスの規模を拡大し続ける効率的な方法を発見する」という課題認識とはズレが生じてしまいます。もちろん、従来のマーケターと呼ばれる人の中にも優れたグロースハッカーの資質を持つ人は大勢いるでしょう。しかし、この役割の違いを明確にするためには新しい言葉が必要でした。そこでグロースハッカーという言葉が生み出されました。

言葉に込められた意味

 このグロースハッカーという新しい言葉には、ひたすらビジネスの規模を拡大するという役割が負わされています。もともと情報産業におけるハッカーという言葉は、(映画などの悪いイメージとは異なり)膨大な知識や経験を元に通常の人では思いつかないような課題解決策を発見する人間のことを指します。グロースハッカーはグロースのため、つまりビジネスの規模拡大のために、他の人にはできないありとあらゆる手段を講じる人、ということになります。

 グロースハッカーが持つべき資質については様々な議論がなされています。プログラミングが出来なければならない、マーケティングの知識がなければならない、など。このような議論が発生すること自体が、グロースハッカーという役割に必要な知識がサービス内外を問わず膨大であるということを示唆しています。成長のために必要な「ありとあらゆる手段」に含まれる要素が膨大であるため、必然とも言えるでしょう。 

このブログについて

 そんな広大な世界に挑むため、従来の枠組みを超え、グロースハッカーという言葉が生み出されたのが2010年。日本のIT業界で多く使われるようになったのが2014年(北米では2013年)。それ以来この言葉の下にサービスを成長させる様々な方法が生み出されてきました。このブログでは、アプリビジネスを念頭に、グロースハッカー達によって生み出されてきたテクニックを紹介したり、そういった手段を考案する際のヒントになるものをご紹介していきますので、ご期待ください!

参考リンク

初めてグロースハッカーという言葉が使われたのがこのブログ記事です。筆者のショーン・エリス氏はDropboxなどをはじめ様々な企業を成長へと導き、現在はQualaroo及びGrowthhackers.comのCEOをされています。
http://www.startup-marketing.com/where-are-all-the-growth-hackers/